ATCホールのサステナビリティ
環境課題の取り組み
先進的な取組み
SDGs for MICE 評価制度とは
テオ・ヤンセン展とは
ストランドビーストはオランダのアーティスト、テオ・ヤンセンの作品であり、風を動力源として疾駆するストランドビーストは故国の海面上昇問題を解決するために生み出されました。
テオ・ヤンセン展ではご本人も来日され、日本初公開を含む10作品以上を展示いたしました。
ATC 夏の大規模展覧会で初の
「グリーン電力証書」システムを導入
グリーン電力とは太陽光や風力など、自然を利用した「再生可能エネルギー」であり、テオ・ヤンセン展では家庭の太陽光発電から生まれたグリーン電力を証明する「PV-Green」を大規模展覧会において初導入し、その電力については地産地消を踏まえ、大阪府下限定で作られたものに限定をしました。
大阪メトロタイアップ特典のうちわを再生プラスチック利用の商品で採用
賞味期限の近くなった商品を半額セールにて販売し、全商品販売
評価委員会の総括と結果
この評価制度は、いろいろと手探りの状態から始まったと思われますが、テオ・ヤンセン展においては、118の審査チェック項目の内61項目について申請されており、 その取り組みの熱意に敬意を表します。
また、その審査に当たっては、計画書や報告書を丹念に読みこんでいることや現場での直接確認など記載がわかりやすく、 公正な審査結果であることが客観的に理解できます。 申請項目以外にも注目して、当然あるべきと判断された評価項目を審査されていることは、審査員のこの制度に対する真摯な対応と感じられます。 さらに、テオ・ヤンセン展における69頁におよぶその実施報告書は、相当、中身が濃く、質の高いものに仕上がっています。 これはテオ・ヤンセン展主催者の「SDGs」 への意識の高さと「SDGs for MICE評価制度」への期待が相俟ったものと思われます。
申請者におかれましては、この審査報告書に留まることなく、さらなるSDGsの規範を世界に示す如くお進みいただきたいと思います。
担当者の声
今回、初の取り組みとして「SDGs for MICE評価制度」を導入しました。
各ステークホルダーとの打ち合わせによる変更点の洗い出しや、資料の作成など普段通り+αの行動を追加し、各関係者が意識をもって取り組めました。この評価制度がより多くの方々に広がれば、多方面からの環境負荷が抑えられると思います。
過日、本取り組みにおいては、大阪観光局様主催のビジネスアライアンスでも発信をさせていただく機会をいただきました。
これからも、このような取り組みを進めていき一歩先のMICEを提案できるように努めていきたいです。
ホール事業部
前川 真毅
CO2
海水を利用し、熱源水・冷凍水に活用
ATCビルの地下から汲み取った海水は南港熱供給センターで処理。
近隣のホテル、オフィスビル、ATCビルの熱源水・冷却水に活用。
電気自動車向けEV用充電器を設置
第1 駐車場には、電気自動車向けEV 用充電器を多数設置し、クリーンエネルギーカーの普及促進に寄与。
二酸化炭素削減
廃棄物
ATC ホールで廃棄物の分別推進
飲食系やファッション系展示会等において廃棄物の分別を推進。主催者の協力を得て、ダンボール、ビン、缶等を分別しリサイクルにまわすことで産業廃棄物が減量化を実現。
廃棄物分別ステーションと秤の導入
ホール主催者が廃棄物を分別しやすくするため分別ステーションを設置。
秤を導入することで、重さを計測することが可能になり、主催者様への周知が容易に。